確定申告をすると、税金の支払いが少ない人は不足分を払い、払い過ぎた人は税金が還付金として返ってきます。
さて、気になるのは還付金がどのくらいで返金されるかですよね。
この記事では、わたしの実体験に基づいた還付金の返金までの期間・早く返金してもらう方法について解説します。
還付金が返ってこなくてソワソワしている方はぜひ参考にしてくださると嬉しいです!
還付金の返金はだいたい1、2ヶ月後!
還付金が口座に振り込みされるのは、だいたい1~2ヶ月を目安に考えてください。
残念ながら、確定申告をして数日ですぐ振り込まれるということはありません。
還付金の返金までの期間は、提出方法や提出時期によっても変わってきますよ。
- 提出が早いほど還付金の返金も早い
- 書類での提出だと返金まですこし時間がかかる
- 提出が遅いと返金まで2ヶ月過ぎることもある
確定申告が早いほど還付金の返金も早い
還付金は早く確定申告した人ほど返金も早くなります。作業が滞っていないため、スムーズに入金処理までできるからです。
クレーム防止のために税務署では余裕をもって2ヶ月程度と言われますが、早く提出すればだいたい1ヶ月くらいで入金されます。
- 2月19日:書類で確定申告を提出
- 3月19日:口座に還付金返金
上記はわたしが2018年に確定申告を提出したときのスケジュールですが、ちょうど1ヶ月で返金されてます。
3月に確定申告した方は1ヶ月半~かかったという人も多いので、還付金の返金を急いでいるなら早く提出するに限ります。
還付金を早く振り込んでもらう裏ワザ
とにかく早く返金して欲しい!という方は来年度以降でもこれから紹介する方法を試してみるのがオススメです。
還付金のある還付申告なら確定申告時期前に提出しても良い
還付金があるなら、確定申告の時期に入る前に提出してしまいましょう。
そんなことできるの?なんて思う方もいると思いますが、できます!
還付金がある人は、還付申告扱いになるので1月1日から提出できるんです。
試しに2019年の確定申告を1月中に行ったところ、還付金の返金スケジュールは以下の通りでした。
- 1月28日:書類で確定申告書を提出
- 2月20日:口座に還付金返金
だいたい3週間で返金されています。控えに至っては3、4日程度で戻ってきました。
確定申告時期前ということもあり、多少税務署にも余裕があるのでしょう。
還付金があるなら、あえて確定申告の期間まで待つ必要はありません。早めに提出してしまうことをオススメします。
電子申告のe-Taxなら少しだけ還付も早い
還付金の返金は、書類での提出よりe-Taxの方が早いです。だいたい1週間くらい変わります。
確定申告の時期前・e-Tax提出で2週間くらいで還付金が振り込まれた人もいます。
とはいえ、e-Taxでの提出も色々と面倒なんですよね。
- マイナンバーカード方式はマイナンバーカード&ICカードリーダーが必要
- マイナンバーカード方式は IE(Internet Explorer)でしか使えない
- ID・パスワード方式は事前に税務署に申請が必要(電子証明が必要と表示されて家で提出できなかったとの声も)
ですが、平成32年(2020年)からはe-Taxじゃないと青色申告特別控除額が65万円から55万円に下がっちゃうんですよね。
やたらとマイナンバーを推しているので、近いうちにマイナンバーカードだけでも作っておこうかと思います。
ID・パスワード方式は暫定的措置のようですが、事前申請自体はカンタンできますよ。今後のために取っておくだけ取っておくのもいいでしょう。
もっと混乱しないようにシステムを変えてもらえると嬉しいんですけどね^^;
還付金の受け取りができない銀行口座もあるので要チェック!
そんな方は、念のために受け取り用の銀行口座をチェックしてみましょう。実は、還付金の受け取りができない銀行もあります。
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- じぶん銀行
- 大和ネクスト銀行
※上記銀行は公式サイトの『よくある質問』に利用できない旨の明記あり
メガバンクや地銀、信用金庫、ゆうちょなどはたいてい利用できます。注意したいのはネット銀行ですね。
楽天銀行や住信SBIネット銀行、イオン銀行などは利用可能です。
利用できない銀行口座だったり口座番号が間違えていたりすると、修正でさらに還付が遅くなるので気をつけましょう。
早く還付金をもらうために定期的に帳簿付けしておこう
確定申告は面倒ですが、還付金が戻ってくるのはやっぱり嬉しいですよね。
早く還付金をもらうなら、定期的に帳簿付けをしておいて1月に提出できるように準備しておくのがオススメです。
毎月のルーチンにしておけば、ギリギリdw発狂したりしなくてすみます。今年の分も来年度の確定申告に向けて少しずつ準備しておきましょう!